2020年3月の安値からの株式市場のブルバウンスはまだ終わっていない
グローバルインベスターCEOのフランク・ホームズ氏が、Kitco News で、株式市場のブル相場の継続について語っています。
（他のゲストエコノミストと話してきましたが、まだ株式市場に弱気な人もいます。私は、あなたは強気であることを知っています。いくつかの引数があります。株価は人工的に上げられており、現実と乖離しています。ユーフォリアのレベルで90を超えています。現実のレベルに引き戻されるかもしれません。また、倒産は今後も起こり続けるということです。2021年の倒産はまだ終わっていません。これらについてどう考えていますか？）
「多くの倒産があり、多くの飲食店や中小企業にとって悲劇的な出来事がありました。経済的には多様性があります。人々の仕事への復帰、店への復帰ができない。この動きは本当に支配的です。そしてそれは恐怖になるでしょう。アメリカはフレンドリーゴーストのキャスパーに振り回されているようです。私たちの誰もが、景気刺激策2兆ドルの話をしています。彼らは金融政策、経済エンジンを動かすために全てを使おうとしています。そして、私が非常に強気な理由は、グリーン・グリーン・グリーン・エネルギーです。グリーンエネルギーに関して、ニッケルが重要です。リチウムが重要です。パラジウムが重要です。プラチナが重要です。新しい蓄電池のために。ソーラーパネルのためにシルバーが重要です。誰もがソーラーパネル会社を愛しています。彼らは素晴らしい業績を上げており、これらの代替エネルギー源になります。だから、私はブル相場派です。」
（10年債利回りのアップは、経済成長期待と相関しています。）
「この四半期は素晴らしい数字になるだろう。S&P500 の 20％の株価は減配され、ある種のスパイラルに陥っていますが、全てが問題という訳ではありません。石油は反発しています。ネガティブな広がりは短命に終わると思います。」
（番組の視聴者にあなたが株式市場に強気であったことを思い出させてあげたいと思います。2020年の6月、7月頃あなたの強気の意見が正しいことが判明したことを今ではみんなが知っています。しかし、当初、多くの人々はあなたの意見に強く反対していました。が、結局年明けまでに株式市場の暴落は起こりませんでした。）
「私たちはいつも政府の話をするのが好きです。政策は変化の前兆であると考えています。そのため、我々は金融財政を2つの大きなエンジンに単純化します。つまり政治家が財政出動を行い、FRBが金融政策を行うということを考えてます。財政出動政策は、課税と規制です。トランプ大統領の下では規制緩和だけでなく、財政刺激策から何もかもが行われていました。これらはすべて本当に重要な機能です。何兆ドルもの大規模な景気刺激策がありました。消費者は小切手を手に入れました。送金のロールオーバーのコストは、彼らには負担になりませんでした。これは信じられないほどの刺激策です。企業は迅速にピボットできました。そして、我々はミレニアル世代が市場に参入してきました。JETSなどのETFも買われました。60％ほど株価が上がりました。今回のワクチン配布も金融刺激剤のようなものです。今では、ワクチン配布がその勢いを維持する未来に肯定的な人々の多くいます。」
（人々がビジネスに復帰するのはいつ頃になるでしょう？また、ゴールドなどの資産にとって影響はありそうですか？）
「ワクチンが浸透するまでには、少なくとも半年はかかるでしょう。雇用がどうなるかは分かりませんが、先日の雇用統計はマイナスでした。しかし、株式市場にとっては良いニュースです。景気刺激策が強まり、金利が下がることを意味します。認識しておかなければならないのは、G20の国々がシンクロして経済経済を刺激しているということです。私は二酸化炭素排出量の削減に関連しているものには更に強気です。」
（バイデンの税金政策はいかがですか？法人税とキャピタルゲインを上げようとしています。）
「バイデン大統領は、自身が票に大差をつけて勝てなかったことに気付いていると思います。したがって、彼らの政策実行は簡単ではないでしょう。金融と財政政策、経済を刺激するためにすべてを使用するつもりだとは思います。」
（刺激策は2021年も2020年と同様のドライバーになりますか？）
「政府の政策は、グリーンエネルギー・地球温暖化に焦点を当てています。デジタルも含まれます。データセンタービジネスはブロックチェーンの普及などもあり、10倍に拡大してきています。運営には大量の電力が必要になります。彼らもこの刺激策の恩恵を受けるでしょう。」
（銅を始めとするメタル関連について、投資家がすべきことは何でしょう？）
「銅・ニッケル・プラチナは有望です。南アフリカのアイバンホー鉱山では良質な銅やプラチナが採掘されます。だから私は、アイバンホー鉱山は安価な株式だと考えています。中国は、巨大なグリーン政策のためにこれらの銅を必要とするでしょう。また、これらの資産投資を考える上で、供給制限の件も大切です。チリが銅の供給制限をやっているように。供給制限と言う意味ではビットコインも同じです。ゴールドの場合も同じです。例えばですが、5,000万オンスの供給が削減されたら価格は10,000ドルになります。非常に有望な投資先です。」
引用元
ゴールドもビットコインも暴落。もう少しプルバックを待つべき理由。
BubbaTrading.comのトッド・ホルウィッツ氏が、Kitco News で、ゴールドとシルバーとビットコインについて語っています。
（先週金曜日にゴールドが暴落しましたね。）
「私の取引はすべてアルゴリズムを使って行われていますが、ショートに切り替わりました。短期的にはトレンドは明らかに下降に転じています。トレンドが変化するまでショートを続けるでしょう。」
（先週シルバーはゴールドより更に下がりました。10%ほど下がりました。最初にどのような衝動が起こりましたか？）
「私の最初の衝動は、マーケットに関与しないようにしよう、でした。感情が高ぶっているときには、パニックになったり、喜びすぎたりすることが多いことを知っています。ですから、誰でも最初にすべきことは、一歩下がって深呼吸をして、「ここでエントリーするかエグジットするか、どちらかにしたい」と言うことだと思います。そして、先週金曜日のようなパニック売りの場合は、落ち着いてリラックスして待って確認するのが良いと思います。そうすれば、人々の日々の感情の揺れに巻き込まれることはありません。」
（金曜の売り方の原因は何だと思いますか？）
「政治と一緒に起こっていることが多くあると思います。FRBのマネーサプライを追加し続ける金融政策は良いものではないことを人々に教えているようです。そして彼らは中央銀行にコントロールされることのない場所を探しているのだと思います。」
（金融刺激策は金属にとって良いことだと思いませんか？）
「噂で買ってニュースで売るということだと思います。誰もがそれが起こることを嫌っていたからです。市場は非常に効率的です。刺激策は既に織り込まていたのです。」
（ゴールドは現在1,850ドルです。ショートを続けるライン目安などはありますか？）
「いいえ。私たちと私はトップスやボトムスを探しません。底を予想して買おうとすることはギャンブルをしているようなものです。底が実際に確認できた段階でポジションを動かします。）
（モメンタムについては上向きなのでしょうか？下向きなのでしょうか？）
「この先、かなり不安定な動きが見られると思いますが、その後は期待しています。もちろん実際の判断その後ですが。ただし、今後数日間は、特定方向への大きなブレイクアウトはないと思います。」
（経済の視点だと、産業需要との依存関係はゴールドより、シルバーの方が強いので重要だと思います。あなたはどう思いますか？）
「回復のチャンスがありますが、私たちが話題にしない大きな爆弾の一つは、景気刺激策のためのお金の争奪戦です。どの州が、どの産業が資金をどの程度得るのか。それ次第だと思います。短期的には中小企業を始め、打撃を受けるでしょう。ただ、そのような状況の中からより強い力が生まれ、強い成長することを期待しています。」
（ビットコインについての話に移ります。暗号通貨が次のゴールドになる理由を含め、今後のビットコインの見通しを教えてください。）
「あなたはビットコインがゴールドに取って代わると思いますか？私は取って代わるとは思いません。もちろん通貨の世界では、中央銀行の介入は好まないし何もないところから、より多くの通貨を作り出すことも好まないです。 ビットコインであれ、イーサリアムであれ、その他のものであれ、それ自体は現実のものであり、基本的には永遠に長い間存在すると信じています。規制当局の中にはｍ、それらがまだ1兆ドル市場を超えていないことが心配している人もいると思います。しかし今後、より多くの場所で仮想通貨が決済手段として使われるようになると思います。中央銀行が介入しないことも、将来的にはより強力なものになると思います。ただ、ゴールドの価値に取って代わることはないと思います。」
（ここ数ヶ月の間に様々な投資家と話をしてきました。一部の投資家からは、市場ではゴールドが売られ、代わりにビットコインを買われており、それがビットコインが高騰している理由だという意見も挙がっています。これについてはどう思いますか？）
「ゴールドの資産ベースを売却することについては、間違いを犯していると思います。資産の全てを失う可能性もあります。裏付けがどこにあるか、または値がどこにあるか分かりません。まだまだ未知の疑問が多くあります。」
（ビットコインは今日は一時20％下落しました。今後買うとすれば、どのラインまで待ちますか？）
「今は様子を見ています。現在は43,000ドルラインからのフリーフォール状態です。今後は25,000ドルのあたりでビットコインを購入するかもしれません。良いスポットを見つけて再びステップインするでしょう。」
引用元
ゴールドが大幅下落。これから価格はどのように動くのか？
In The Money Stocks チーフ・マーケット・ストラテジスト の ギャレス・ソロウェイ氏が、Kitco News で、本日のゴールド価格の下落、そして今後の価格動向について答えています。冷静な分析が非常に興味深いです。
（本日ゴールドは大きく値を下げましたね。）
「ゴールドが叩かれていますね。私がゴールドに投資している投資家に言いたいことは、そんなに固執するなということです。これは素晴らしい上昇の動きの後のいわゆる引き戻しです。このチャネルの上値ラインを上にブレイクして、現在は一旦戻ってきているということです。また、巷ではビットコインの上昇が騒がれています。私は論理的な投資家として、一歩下がってちょっと待ってと言いたいと思います。この陶酔感に振り回されてはいけません。私は、もちろんゴールドをポートフォリオの一部として保有しています。ゴールドのパフォーマンスに期待しています。今回一時的にプルバックしました。でも私のスタンスは買いです。」
（米国・カナダでは、パンデミック以来、最大の失業者数が発表されました。経済は元に戻っていないように見えます。インフレ期待はダウンしていているようです。そして、インフレ期待はまさにゴールドと相関していますよね。）
「それもその一環だと思います。人々が使うお金も減るということですね。私が本日最後に確認したところでは、実際にドルは売り出されています。お金が引き出されて、ビットコインやテスラなどの大物を追いかけている人がいるようです。」
（お金を引き出すポイントが、テスラ・ビットコインを購入するためということですね。これらはリスクが高く、ボラティリティが高い資産です。）
「ビットコインは短期的には少し上がりすぎていますが、長期的には、ゴールドもビットコインも上昇余地があります。今はビットコインがボールを持っているような状況だと思います。」
（特定のセクターが好調に推移しています。人々が安全資産から離れていくことはゴールドにとってのリスクだと言えそうです。あなたはどのように感じていますか？）
「私はいくつかのヘッジファンドのマネージャーと話をしました。彼らは今、そのリスクに耐えています。平均的な投資家はそうせずにゴールド以外でのリターンを追いかけています。もう一つ、忘れてならないのは、民主党が上院を占拠したので、景気刺激策はさらに勢いを増すでしょうし、法人税も引き上げられるでしょう。1月の終わりから2月の初めにかけて、税金の種類に関するネガティブな情報が出てくることになるでしょう。」
（雇用者数の話に戻りますが、予想では雇用者数はプラスだったのですが、農業以外では24万人もの雇用が失われました。消費者部門の取引に変化はありませんか？）
「ワクチンが配布は、私たちが期待していたよりもかなり遅くなっています。もう少し時間がかかるかもしれません。雇用者数がウォール街の予想を下回ったことは間違いありませんが、興味深いことに、雇用者数が発表されても、市場は実際には売りに転じず、最初は下げて、その後、元に戻りました。多くの投資家が言っていることですが、雇用統計が弱ければ弱いほど、景気刺激策が強まると思われます。」
（ゴールドは1,850ドルに向けて下降トレンドです。そのラインが重要なレベルになりますか？）
「今のところサポートレベルは1,850ドルです。次が1,825ドル～1,830ドルです。」
「次にGLDのチャートです。短期的にはチャネルは下向きです。下落が続き、チャネル内の下のラインに到達する可能性もあります。ただ、もしそのラインに到達したのであれば絶好の買い場です。」
（下のラインに到達するまでは、保持していても大丈夫ですか？）
「このチャネルに再び戻り込んだ場合、GLDは更に161.50ドル～161.75ドルラインまで下がる可能性がありそうです。この後2日間で、6%から7%程度の下げ幅があるかもしれません。その可能性は低いとは思いますが。私はトレーダーとして常にあらゆる側面を見て、上げ幅と下げ幅を見極めています。今の話は、下降幅の最大値のケースを提示しているという点を誤解しないでください。ビットコインが1日に5～10％下落し始めたら、数日間でゴールド価格が上向きになり、反転を始めるでしょう。」
（トレーダーや投資家が、ビットコインやテスラのような高い利回りの資産を購入する場合に、彼らのゴールド資産を清算するというシナリオはありませんか？）
「投資は長期的なゲームだということを忘れてはいけません。資本の保全が最優先でなければならないのです。現時点でそのような高利回り資産を追いかけるより、ゴールドを保持した方が安全です。」
（あなたの今後、ゴールドをどのように運用するのですか？）
「GLDを積み上げを続けます。もしチャネルの下端まで下落してきたら・・・。テクニカル的に覚えておいてください。 チャートは強気のチャネルなのです。今回の動きは、長い上昇の中でのソリッドアションと呼ばれるものです。再び上昇に向かうでしょう。繰り返しになりますが、価格がチャネルの上のレンジにいても、チャネルの下のレンジに落ちたとしても私は「買い」のスタンスです。」
（今後、どの程度の期間、下降傾向が続きそうでしょうか？）
「トレンドは近いうちに変わると思います。GLDは、あと3%程度下落し、165ドルあたりから上昇に転じるのではないでしょうか。マクロ経済の観点でも、FRBがマネーサプライを続けて金利を下げています。ドルも下落していくでしょう。」
（最後の質問です。イールドカーブについてです。COVIDが流行して以来、誰もがイールドカーブについて話し始めました。基本的には2020年以降ずっと上昇しており、現在は2017年の水準に近づいています。これは何を物語っているのでしょうか？）
「2つあると思います。1つ目は今後数年の間に経済活動が復活するでしょう。家に閉じこもっていた人たちが休暇を取ってお金を使いたいと思うようになるでしょう。景気が回復してきたことをイールドカーブが部分的に物語っているのではないでしょうか。もう1つは懸念ですが、イールドカーブが今後ますます拡大していくとしたら、借金がある人はどうなるのかを自問自答しなければなりません。短期的には大丈夫だと言いますが、経済が回復しているから大丈夫だと思っているだけであり、果たして彼らは今後20年や30年の間も高金利を求めるでしょうか。30年という長期スパンでは懸念があります。」
引用元
2021年にゴールドは2,400ドルに上昇する可能性があるが、株式市場が調整され引きずり下ろすされるリスクも。
ザ・テクニカル・トレーダーズのチーフ・マーケット・ストラテジスト、クリス・バーミューレン氏が Kitco News で2021年のゴールドの展望について答えています。
（人々はよくゴールドが株式市場に対するヘッジであると話していますが、私は必ずしもその定義に同意していません。）
「そうですね。ヘッジではなくて、保険ですね。株式市場が売れると金属も同じように動きます。」
（株式が2020年3月のように売られるのではないかという意見も出始めています。）
「今年は非常に不安定な年になると思います。2020のように20～25％以上の修正が見られるかもしれません。間違いなくセクター主導の市場になると思います。私たちは、ホットなセクターを見つけようとしています。太陽光発電は巨大なセクターです。エネルギーセクターは最もパフォーマンスが悪かったのですが、貴金属と同様にホットなセクターに戻ってきています。今年はローテーションに集中するのが良さそうです。これからもどんどん上昇していきそうなリーディング・セクターに投資することをお勧めします。」
（もし市場が暴落するとしたら、きっかけは何でしょうか？）
「バイデンに関するニュースがあると思います。株式は強さを失う可能性があります。SP500、公共事業、ハイイールド債、国庫債、金と建築材料を見るとすべてが実際に勢いを失っている兆候を示しています。１月は不安定な展開になると思います。」
（そんな中でセクターが2021年はアウトパフォームすると思いますか？）
「クリーンエネルギーは引き続き牽引するでしょう。電気自動車市場を好んでいます。太陽電池は相変わらず先頭を走るでしょう。また、その他興味深いセクターとしてはオイルです。OHIを始めとするオイル関連ETFは2020年はボトムでしたが、非常に速いスピードで回復してきています。」
（クリーンエネルギー関連の有望なETFとしては何がありますか？）
「PBW。クリーンエネルギーETFです。もう一つソーラー関連です。TANです。これらは私がフォローしているETFでもあります。大きく取引されています。」
（ゴールドについて教えてください。保険としてのゴールドですね。つまり株とは逆の方向に劇的に動いた資産クラスです。下落しました。何が起こったのでしょうか。）
「月足チャートのフリーフォールの４番目が１０の位置にあります。最近下落しましたが、主要なサポートレベルから反発して上昇しています。強気相場のサインです。ゴールドは20,400ドルに到達するポテンシャルがあります。」
（いつ頃到達すると思いますか？）
「2020年半ばまでには到達すると思います。フラッグパターンに固まっています。ブレイクしたときには、より強力に上昇するでしょう。」
（参入タイミングはいつが良いのでしょうか？プルバックを待った方が良いのでしょうか？）
「トレーダーや投資家のタイプにもよりますが、人々がパニックに陥り、1,800あたり引き戻されたときには買うべきです。1,800がサポートレベルです。投資家はゴールドを買い、長期的に保有するべきです。短期トレーダーの場合は日足チャートを見てみると、ちょっと違った見方ができます。2020年3月の暴落時には、その後、調整があり、大規模なラリーがありました。今週、ちょうど下落トレンドラインゾーンの高値から抜け出し始めました。11月はこのラインを突破できずにいましたが、今回きれいにブレイクしました。」
（ゴールドを長期的に保有すべきだという考えは、基本的にはみんなから聞いています。もう一度、金の過去10年間のチャートを見ると、金は最高値を更新した後の9年間フラットでした。その9年の間にゴールドは長期的に価値を蓄えているという考え方なんですね。定義が矛盾しているようで。。）
「もしあなたが本当に市場を打ち負かしたいと思っているならば、テクニカル分析を使って、これらのトッピングパターンをブロックする必要があります。つまり、このような巨大な放物線的なスパイクを見て、価格がどのようにブレイクしたとしても、それがどのような形であれ、非常に大きなニュースになることは間違いないのですが、現在のゴールドの価格行動を見てみると、放物線的なスパイクがあります。プルバックしています。今、大きなレンジに入っていますが、もしかしたら、それは終わったのかもしれません。本当にわかりません。長期チャートを見ると、現時点ではまだ価格の上昇を示唆しています。通貨の下落もこれを助けようとしています。私たちは、現代の新しいコモディティサイクルを確認する必要があります。コモディティは、資産クラスの中で最も過小評価されている種類です。多くのことが価格に影響します。本当にこのパターンからどのようにブレークするのか、上にブレークして上昇していくのかを見守る必要が要があります。」
引用元
2021年になっても景気は急回復しない。銀価格は40ドルに到達するか？David Morgan 氏。
David Morgan氏が Kitco News で銀の動向について答えています。
（あなたは経済が2021年回復すると思いますか？リスク資産である株式市場はどうなると思いますか？）
「2021年はあまり回復するとは思えません。インフレ調整後のベースでは、過去最低の水準にあります。実質経済に移行していると思います。可処分所得は減少するでしょう。仕事を取り戻した人たちは貯蓄をすることになるでしょう。」
（ワクチンが全く効くとはあまり無いのでしょうか？）
「その可能性もあります。特に市場は何よりも心理的なものです。心理学が変化して、皆が全て正常に戻ったと言えば、もちろん株価は急上昇するかもしれませんが、現時点ではそうはならないと思います。」
「経済が好調なときには、銀の需要が増えるので、銀価格は上がりやすくなります。」
（銀の産業需要はどうなると思いますか？銀を必要とする経済の特定のセクターなど。）
「2021年はこれまで以上にソーラーパネルの需要が高まるでしょう。次に、電気自動車市場のエレクトロニクスです。EV市場ではシルバーシートが最適です。そして、誰もが知っているように、それは単に高価であることを知っています。英国から防水機能を備えた携帯電話が発売されましたが、これは発泡体の上に殺生物質として銀を使用しています。銀とロジウムリチウムも9月に発売されます。そのコーティングは これはAGXXXと呼ばれるもので、新しい生物学的に微妙な特性を持っています。基本的に全てのバクテリアを排除することができます。銀の用途は数十億に及びます。銀産業界の需要は2020年と同じかそれ以上になると思います。」
（投資マネーが安全資産に移っています。2021年も同じ流れになりそうですか？）
「2020年と同程度になるかは分かりませんが、もし今年と同じくらいになるのであれば、先ほど私が話した状況になるでしょう。銀の供給量は7％も減っていたのですから。」
（銀の研究所は25ポイントの赤字を報告していますが、それは私たちが見たマインドセットのギャップのためでした。パンデミック後の2021年は、はるかに良いパフォーマンスになることが期待されています。私は多くの鉱山労働者に話しました。ガーナの銀価格が上昇した時に銀の供給が増える可能性があるという話について、あなたはどう思いますか？）
「タイトな市場ですし、ここ数年は鉱山の生産量がわずかに減少していました。健康上の懸念がなかったここ数年よりはまだ少ないに違いありません。私はあまり心配していませんが、本当に影響が出るかどうかは疑問です。また、新製品が続々と出てきています。例えば、銀が含有された銀塊が見つかるなどしたら、火がつくと思います。銀の市場にはあまりニュースがないので、銀の市場を掘り下げることはできませんが、一般の人々に銀に対する意識を持ってもらうことができるでしょう。そうすると、一般の人たちは銀のことをもう少し調べ始めるかもしれませんし、そこから投資に移るかもしれません。銀市場には多くの方向性があります。」
（80年代の銀価格の巨大なスパイクアップがありました。その主な原因は何だったのでしょうか？ファンダメンタルズなのか、何なのか？）
「ウェブ上での検索もできない時代です。心理的な変化だったと思います。インフレは13％でした。誰もがドルが破壊されると思い始めていました。銀や金のホールドしなければ、自分のお金は明日ゼロの価値になってしまう。そんな考えが口コミで蔓延していきました。」
（FRBが過去最高の規模で金融刺激策を発動しました。ドルは崩壊に向かっているようにも思います。）
「ジム・リカーズが指摘しています。オーストリアのように多くのお金を印刷すれば、インフレになります。人々はお金を使う速度が速くなっています。もし、もっと景気刺激策や何かを手に入れたら、人々は何をするのでしょうか？ほとんどの人は、借金を返済するために必要なお金を貯めておく必要があると言うでしょうから、お金の速度は非常に低く、インフレにはあまり貢献しません。しかし、一旦速度が上がって例えば食料品価格などが上がると、次の来店時にはもっと価格が高く泣ているだろうということで、買いだめする形でお金を使うことになるでしょう。しかし、これについて考えてみてください。これが米国だけではなく、世界中に広まっているとしましょう。私は富を保護するための最良のものとして銀を勧めています。SNSの発展によって、80年代よりも現在は、口コミが広がるスピードもはるかに速くなっています。見たことのないようなことが起きるかもしれません。」
（カナダでは食品価格が上がっています。しかし、連邦準備制度理事会や世界中のほとんどの中央銀行は、食品、或いはエネルギーは見ていません。コアインフレを見ています。）
「消費者物価指数から食料とエネルギーを外すというのは、世界で最も馬鹿げたことです。ディーゼルやガソリンのなどの燃料価格は下がっています。しかし、それに関係なく、前回のマウンダー・ミニマムの時の食料品価格は、過去の歴史をさかのぼってみてください。今回は7倍になるとは言いません。しかし現在の状況では、米国のほとんどの世帯にとって、食品価格はちょうど倍になっています。」
（最後に、今年の銀の価格はどうなると思いますか？）
「40ドルには到達すると思います」
グリーン・ニューディールが金属の価値を急上昇させる。CopperBankのCEO の Gianni Kovacevic氏。
CopperBankのCEO の Gianni Kovacevic氏が、Kitco News で銅の今後について語っています。
（あなたが予測していたことはすべて業界のデジタル化です。今すでに起きていますよね？）
「私が2017年にセスコの有名な銅の夕食会で基調講演をした時のことです。それはサンティアゴで開催されました。チリは誰もが知っている通り、銅の採掘取引製造の世界の第一人者であり、世界最大の生産者です。銅の未来はエネルギーですから、彼らはエネルギービジネスに携わっています。今後25～30年の間に、これは需要に大きな影響を与えます。電化を可能にするすべてのもの、私たちが生成したもの、それを利用する方法、今日はこれらの話をしたいと思います。」
（では、まずグリーンニューディールから始めましょう。グリーン・ニューディールとは何かを要約していただけますか。これはもう何年も前から言われていたことですが、バイデンが大統領が1月に就任することで、これまで以上に現実味を帯びてきます。）
「このグリーン・ニューディールや、事前に定義されたグリーンなテーマについて話すと、多くの友人を得るか、多くの敵を得るかのどちらかになります。これは米国だけの話ではありません。10兆ドル以上の景気刺激策が、今、世界経済に殺到しようとしています。中国、ヨーロッパ、アメリカ、その他の経済、その大部分は、近代的なインフラの電化、あるいはムービルと呼ぶ人もいるでしょう。多くのCEOが投資しています。例えばフォルクスワーゲンの場合は、彼らの艦隊を電化するために500億ドルをです。エネルギーの最高経営責任者の投資家や経営陣の世界最大のコングロマリットが、テキサス州ヒューストンで開催されます。ダン・ユルゲン・セラウィークのチケットを手に入れるのに1万ドルかかります。この10年間であなたは途方もないピボットが行われるのを見るでしょう。我々は5つの主要な電気金属、銅とアルミニウム、ニッケル、コバルトリチウムについて話しています 。そして他にもいくつかあります。もう一つ触れるべきは、レアアースの役割です。これは中国から離れ、世界の他の場所で生産していますがすべてのセクターを網羅します。私が実際のコモディティと考える1つは、人々が本当に注目しなければならない一面、つまりスカンジウムになります。アルミニウムへの半分のパーセント、または1％のスカンジウムであり、それはスーパーアルミニウム鋼になります。それについては後で話します。」
（2019年のEIAのデータを見ていると、米国の電気はまだほとんどが化石燃料から生産されています。23％の石炭。38％の天然ガス。61％の化石燃料に追加されます。）
「大きなピボットにお気づきでしょうか。石炭から天然ガスへのピボットです。世界中の多くの地域で風力発電や太陽光発電が劇的に成長していますので、ピーカーパワーとして最適なのは天然ガスです。太陽や風がネットワークを維持するのに十分に堅牢でない場合は、バックボーンに何かが必要になります。特定の管轄区域での7つの8、10、15％の成長率は、ソーラー、オフショア風力発電の成長になるでしょう。今後15年間で、我々は必要としています。マッケンジー氏は、このテーマについていくつかの計算をしてくれました。成長はまだ道半ばです。今後15年間で、我々は1,500万トンのアルミニウム、2,400万トンの銅が必要とします。ニッケルは約300万トン、コバルトは年間50万トン、リチウムは300万倍になります。今後15年で世界の鉱山企業から1.7兆ドルの投資が必要になります。中国のスーパーサイクルの間、つまり、2005年からここまでどうやって来れたのかがヒントになります。」
（ニューディールの条項の一つは、2050年までに炭素中立性を達成することになっているので、今から30年後にはアメリカで発電からの排出量をゼロにする必要があります。2019年に再びEIAのデータを見てみると、発電の内訳の中で、再生可能エネルギーは17％のみのようです。）
「化石燃料を独占している国を見てみましょう。今、私はバハマにいます。これは島の人口40万人弱の国です。彼らは今後10年で、飛行機やヘリコプター以外のすべてのものが化石燃料を使わないエネルギーの生成と利用することができるでしょうか？もちろん日本であればできます。他の国だと、ドイツ、イタリア、成長著しいインド、中国では、世界の産業大国ですが、化石燃料がどのように減少したかを知らず、化石燃料の輸入国です。ゼロ、それは非常に難しいことですが、そこまでの道のりの大部分を手に入れたならば、副次的な利益は排出量だけでなく、世界中の都市の粒子状物質汚染の件にも話が及びます。」
（グリーンエネルギーに懐疑的な人たちは、グリーンエネルギーを生産するためには、インフラの建設、実施、輸送用バッテリーの製造、これらすべてが、温室効果ガスの原因になるという事実を指摘しています。車はまだディーゼル自動車が続いていますが市場シェアを取っています。）
「マイケル・ムーアのドキュメンタリーでは、風車用の鉄塔を作る際の汚染の話をしています。もう一つは、持続可能な長期的な方法を作らないと、エネルギーを移動させて利用することになります。グローバルな電力業界のCEOの多くは、火力石炭から離れようとしています。エクソンは、エネルギーの移行を気にする必要はありませんが、市場のエクソンの時価総額を見ています。フォードは2014年以来、4人のCEOが交代しています。ドイツの自動車業界は、フォルクスワーゲン、BMW、メルセデスが新しいCEOですが、彼らはすべてのボールをドロップします。ドイツでは1000億ドル以上の投資が行われています。自動車産業全体を電気自動車化しています。世界の自動車産業が30、40、50％を電気自動車にすれば その後、それらの車に電力供給が必要になります。そのためのインフラは付属していません。メガワットあたり現在よりも400％以上の銅が必要になります。」
（私が個人的な知り合いの話ですが、電気自動車が好きだという点ではあなたの意見に同意すると思います。テスラが証明しているように、EVの性能は十分に発揮できるのですが、問題はEVが必要かどうかではなく、どうやって電力を供給するかということです。また、誰が充電ステーションを建設するのか、どの道路にも十分な量がないので、これらのインフラの問題を克服する必要があります。）
「インフラストラクチャを構築するのに長い時間がかかることはありません。テスラは既にそれを迅速に行いました。他の企業は後に続く必要がありそうです。また、世界中のほとんどの地域では、深夜になると誰も電気を使わなくなります。真夜中に充電すれば、電力会社管轄区域での関税が劇的に低下し、コストもはるかに安くなります。それは巨大なビジネスモデルです。ロイヤル・ダッチ・シェルがブリティッシュ・ガスを買った理由は、彼らが世界最大の発電機であり、2035年までに電力の供給者になると世界に言っているからです。」
（それは私が想像した次のポイントでもあります。実際には石油会社が再生可能な権利に切り替える最もインセンティブを持っています。石油は有限の資源なので彼らは最終的に切り替えるでしょう。それができなければ、彼らは倒産するでしょう。）
「彼らは切り替える必要があります。そうしないとコダックのようになります。私たちは自動車会社を持っていますが、石油やガスのCEOが10人が関わっています。そちらにも投資しなければならないため、今すぐの切り替えはできません。銅の場合は無限にリサイクル可能です。だからこそ、不釣り合いな利益を得ることができると確信しています。当社には3つのプロジェクトがあります。先進的な開発プロジェクトが2つありますが、2ドルの銅価格帯では経済的ではありません。3.5ドルと4ドルが妥当です。このポートフォリオにはすでに1,000億ドルが投資されています。私たちは、16,000エーカーの土地を保有し、開発プロジェクトに2つの有機的な機会を持っていますが、この土地の大部分はそれに起因するロイヤリティを持っていません。これらのプロジェクトのロイヤリティを1％か2％とした場合、銅市場の活性化と合わせて、これらのプロジェクトの1つで大手鉱山会社とのパートナーシップや合弁事業を成功させることができれば、その価値は大きくなります。最近、一部のロイヤリティ会社が大きく成長しているのをご覧になったことがあると思いますが、これは素晴らしいビジネスです。これは、2017 年のセスコでの私の基調講演ですが、非常に話題性のあるものです。世界のエネルギーと銅が果たしている役割について、25 分間の非常に簡潔な内容になっています。」
（銅は2011年に4.40ドル前後から下落し、2016年に2.28ドル前後に反発し、ゆっくりと上昇しました。過去10年間で何が起こったのでしょうか？そして今回は何が異ななるのでしょうか？）
「100年に一度の転換期があります。それが十分に理解されていません。新しい銅の生産を市場に出すことがどれほど重要で、どれほどデリケートなことかをエネルギー関係者は理解していません。それは、銅の価格が2.75ドルではうまくいかないので、実際にはもっと高価格になるでしょう。」
（レアアースメタルの中で... あなたの好きな金属はどれですか？ スカンジウムと言っていましたが。それは何を意味するのでしょうか？）
「アルミニウム産業はもっと多くのスカンジウムを使うことができます。ですから、人々はレアアース元素に目を向ける必要があると思います。非常に重要な元素です。そして、ルネッサンスのブームようなものがあると思います。これは既に実際に進行中です。私たちはより重要な希土類元素であるニオブを見始めるでしょう。業界がどんどん採用していくと信じています。毎年四半期ごとにこのニュースが見られることになるでしょう。ますます重要になります。」
最高の金鉱株にはこんな共通点がある - スプロット社 ホイットニー・ジョージ社長
スプロット社の社長のホイットニー・ジョージ氏が、Kitco News でゴールド・金鉱株、それ以外の投資対象について語っています。
（あなたのポートフォリオについて話しましょう。あなたの好きなセクターは何ですか？何にオーバーウェイトしていますか？そして、あなたの投資プロセスについても少し教えてください。）
「どの投資対象でも同じです。強いバランスシートを持っていて、そこにリスクがなく、自己資本から高いリターンを得ていて、それを株主と共有できるような、素晴らしいビジネスだと思う企業を見極めるのです。多くの場合、マクロファンダメンタルズや景気循環の様々な部分に影響を受け、他の投資家を悩ませます。その時に、それらを安価に購入し、長期的に保有しています。最大のセクターは貴金属鉱山株です。それはポートフォリオの約19％です。今年ゴールドは金は暴騰しています。COVIDが転換点になったと思います。そして、我々は近代的な金融理論への道を歩んでいます。社会が望めば必要に応じて紙幣増刷しています。金利が低い時、特に実質金利が低い時、インフレの1年後にはマイナスになります。ですから、ゴールドの価格は明らかに鉱業部門にとって非常に良いものです。そして、ファンダメンタルズ投資家なら誰もが見たいと思うであろう、マージンの拡大、フリーキャッシュフローの拡大、配当金の増加など、すべてのことを目の当たりにしています。COVIDの影響を受けているにもかかわらず、全体的に成長している数少ないセクターの一つです。今年は力強い成長を見ていますが、今後数年間は長いサイクルで推移する傾向があると思います。」
（サイクルの話をありがとうございます。私はあなたが他の分野についてどう思っているのか興味があります。私のポートフォリオの大半はハイテク株です。また、ウォーレン・バフェットは長い間、有名なハイテク企業には投資していませんでしたが、今ではアップルが中心的な投資対象の一つになっています。彼は間違いなく、私たちと一緒にシフトしてきたわけですが、あなたはどう感じていますか？）
「アップル株は約6年間、私のポートフォリオの最も大きい部分を占めていました。アップルのビジネスの見通しが非常に明るいことも知っています。また、あなたや私が大きな恩恵を受けてきたことも知っています。しかし、私の投資の観点では、だいぶ高く見えるのでもうポートフォリオには入っていません。他の半導体関連株も同様です。私はアセットマネジメント関連株をオーバーウェイトしています。それらの企業は財務的なレバレッジをかけて運営しています。」
（今、ゴールドと金鉱業セクターの話をしましょう。アップルやいくつかのハイテク株は完全に高値だとおっしゃっていましたね。ゴールド・金鉱株はまだ完全に高値ではない思う理由を聞きたいと思います。あなたは評価プロセスを説明することができます。最終的には、純資産価値はおそらく取引されているものよりもはるかに高くなければならないという中で評価されていると思います。）
「私はすべての業界で同じ指標を使用しています。その事業評価に合致する企業を購入します。営業利益と株価と比較します。私がアップル株を持っていた時は営業利益の10倍の株価で取引されていました。現在はそれを遥かに凌ぐ倍数でしょう。ゼロ金利環境で様々な株価が過大評価されています。金鉱株は実質的な成長の見通しが立ってきました。
彼らは、フリーキャッシュフローを10％台で出しており、非常に強いバランスシートを持っています。フリーキャッシュフローの一部を使って新しいプロジェクトを開発し、株主への配当はますます大きくなっています。現在は、金属価格がそれほど上がっていませんが、金鉱株は実質的な成長の見通しを持っていると思います。ハイテク株よりもポジティブです。投資に関しては、テック株よりも、そちらに注目しています。」
（それらに対するあなたの投資判断基準を教えてください。）
「大手企業の場合は、収益の10～12倍、またはフリーキャッシュフロー利回りが5～10％の大手鉱山会社です。成長企業の場合は、新興の生産者や探査会社になります。私自身のお金を行うことになるでしょう。ジュニア金鉱株ETFとシニア金鉱株ETFがあります。
（具体的な銘柄名を教えていただくことは可能ですか？）
「私たちの専門分野ではないので株の話はあまりしたくないのですが、推奨するとしたらETFになると思います。」
（あなたが投資しない会社をスクリーニングするために、財務諸表であなたが最初に見るトップ3何ですか？）
「私には大まかなルールがあります。昔のデュポンモデルと呼ばれていたものの一部です。資産を株主資本で割ったものを測定します。2以上のものは、私にとってはNGです。次に見るのは、営業利益と営業利益の見積もりです。鉱業会社の金価格への営業レバレッジは、彼らのコストは比較的固定されていますが、最近でも世界の特定の地域ではエネルギーや労働力のようにダウンしています。だから、ゴールドの2～300ドルの動きが劇的に彼らの営業利益率を増加させるので、営業利益のどのように見積するかが重要です。そして、他の鉱山会社が参入してきて、その会社を買収した場合には、金属価格や会社の収益を予測した価格ではなく、自分にとって意味のある事業評価額で購入することができるかを見ます。」
（経済の話をさせてください。経済の見通しとそれがゴールド価格の見通しとどう関係しているのか。一部のアナリストは、ゴールド価格が大幅に下がると予測していますがそれについては同意しますか？）
「それは保守主義のためにそうしているのだと思います。つまり、誰も、このような状況でスキーを履いて外に出たがらないのです。私はゴールドの価格は永久に高くなると考えています。世界は高価なドルを買う余裕がないのです。今の財政状況から抜け出す唯一の方法は通貨の下落です。緊縮財政では誰も再選できません。私の予想としては、市場は再稼働を開始しているように見えるしGDPの面ではより堅牢な年になるだろうと考えています。新政権の下では、インフラ投資が進み経済は好調に推移し、市場全体としてはインフレ率が上昇すると考えています。」
（他のセクターについてはいかがですか？）
「インフラに関連するものはなんでも投資すべきです。しない理由がありません。
骨材会社や鉄鋼流通業者、建設分野の塩ビ管やインフラストラクチャーなど、あらゆるものが対象になります。基本的にはハード資産です。また、長期的なテーマとしては、タンパク質がいいと思います。鶏肉加工業者や卵の生産者です。
価格が上昇し、穀物価格が上昇すると、たんぱく質のコストが上昇しますので、世界は明らかにますますたんぱく質に対する食欲が高まっています。私は、最も手頃な価格のタンパク質を探しています。
また、エネルギーについては、ここ数年よりもずっと良い結果が出てくると思います。特に米国では天然ガスが好調です。化石燃料からクリーンエネルギーに長期に渡ってシフトします。天然ガスは、化石燃料の中で最もクリーンな形態であり、豊富にありますので、価格回復に期待しています。また、それらのエネルギーサービス会社にも期待しています。」
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